WiFi アクセスポイント化した Raspberry Pi に iPhone・iPad から接続できなかった問題を解消した
卒研で使う Raspberry Pi を「Raspberry PiをWi-Fiアクセスポイントにする」あたりを見て WiFi アクセスポイント化していたのだけれど、なぜか iPhone・iPad から WiFi 接続できなかった症状に悩まされていた。いろいろ試してそれを解消することができた。
症状
WiFi アクセスポイント化した Raspberry Pi に対して iPhone・iPad から WiFi 接続しようとすると、ユーザー名とパスワードを要求される。ここを突破できなくて WiFi 接続できない。
原因と対策
hostapd.conf の wpa_key_mgmt に WPA-EAP が含まれていたこと。wpa_key_mgmt=WPA-PSK
だけにしたら直った(WPA パスフレーズのみ要求されるようになった)。
hostapd.conf は /usr/share/doc/hostapd/examples/hostapd.conf.gz を改変していたものだったが、これの wpa_key_mgmt の例をそのまま使っていた。
EAP というのは IEEE802.1Xという規格に採用されている認証プロトコルらしい。RFC 3748 で規定されているようだ。